農園物語2

4. Awards:受賞歴〜アルベ・イ・ノヤの実力派ワイン〜

伝統×自然回帰×テクノロジーの融合
「未来有機ワイン」のパイオニア!

世界のベストレストランのトップソムリエたちが高く評価するアルベ・イ・ノヤのワインは、国内外で多数の輝かしい受賞歴を誇る銘酒揃い。
2024年2月に行われた「ワールド・ベスト・ソムリエ・セレクション2024」では、何とスペインで唯一「エル・コラル・クレマット2013」がテイスティング部門にノミネートされたという嬉しい速報が届きました。
今年度は、料理会の重鎮として知られ、前述のミシュラン3つ星レストラン、エル・セリェール・デ・カン・ロカのソムリエとして活躍するジョセフ・ロカ氏を筆頭に、セントラル(リマ、現在ベスト50の第1位)、ディフルタル(バルセロナ)、ガガン・アナンド(バンコク)をはじめ、日本からはミシュラン二つ星(「アジアのベストレストラン50」では2022年3位)東京屈指のフレンチレストラン『フロリレージュ』も参加するなど、世界トップ50の有名レストランのソムリエとレストラン・マネージャーがイギリスに大集結し、130種類以上の中から厳選されたワインを試飲・評価。世界のワインを知り尽くしたスペシャリストたちから、「エル・コラル・クレマット2013」の美しい色合い、アロマ、料理との相性などについて意見が交わされ、賞賛の声が寄せられたのです。
ジョセフ・ロカ氏をはじめとする審査員たちは「イエロープラム、桃、ヘーゼルナッツ、バタースコッチ、ブリオッシュ、パワフルでパンチのあるフィズのようなノートをもつ」また、「脂の乗った魚料理、鯖のグリルとも良く合うだろう」とその魅力を強調しました。
同ワインは、アルベ・イ・ノヤのワインの中で最も認知度の高いチャッレロ100%のワインのひとつ。わずか3ヴィンテージ※しか市場に出まわっていないにも関わらず、2023年には、カタルーニャのベスト・スパークリング・ワインに贈られる栄誉あるグラン・ヴィナリ・ドール賞を受賞し、2022年と2023年の2度にわたってデカンター・アワードの最高評価であるベスト・イン・ショーを獲得しています。
※そのワインの原料となったブドウが収穫された年

2024年2月に行われた「ワールド・ベスト・ソムリエ・セレクション2024」

仏・伊をも凌ぐ実力派「受賞ワイン7」
イラリがアルベ・イ・ノヤを選んだ理由がここにある!

その他、世界レベルで行われるワインコンテスト、権威あるワインの評価サイトや有名ワイン専門誌などでも、アルベ・イ・ノヤのワインは、フランスやイタリアワインをも凌ぎ、上位ランクインの常連。私たちがスペイン生まれの最高峰ワイナリー、アルベ・イ・ノヤのワインを選んだ大きな理由です。
今回イラリでご紹介する7本のワインも、注目の「コラル・クレマット2013」を筆頭に世界の有名ソムリエたちが認めた実力派揃いです。その内容を詳しく見ていきましょう!

イラリで飲めるワインのアワード一覧


エル・コラル・クレマット

受賞歴 デキャンター・アワード 2023 / 97点  最優秀賞(ベストインショー)
ヴィナリ・アワード2023カタルーニャ・ワイン部門 グラン・オーロ賞受賞
ビンテージ 2013
品種 チャッレロ

世界最大かつ最も影響力のあるワインコンテスト「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」(DWWA:Decanter World Wine Awards)にて2023年、最高評価である「ベスト・イン・ショー」を受賞。世界でわずか50本しか選ばれないトップ銘柄にランクインしました。また、2023年、ペネデスで開催された「第11回ヴィナリ・アワード」のカタルーニャ・ワイン部門で、カタルーニャ州最高のスパークリングワインに選ばれ、最優秀長期熟成スパークリングワインに贈られるグラン・オーロ賞を受賞。

[DWWA寸評] “ワインへの造詣が深く、上質のワインを堪能される専門性の高いコミュニティには、この高品質なカタルーニャのスパークリングワインがもっとも相応しく、期待を裏切らないポテンシャルを秘めたワインといえます。2012年のヴィンテージは、チャッレロ100%の麦わら色の輝かしい黄金色をつけており、アップルやグレープといった多くのタネをもつ果実とは異なり、アプリコットやマンゴーといったイエロー・ストーン・フルーツ(核果)の輝きを発しています。真夏の牧草地、デザートの甘いクランブル、野生の草花の香りを暗示させ、また深く満ち足りた味わいと、その楽しみ方にも事欠くことのないワインといえます。”


プティ・アルべ・ブリュット

受賞歴 ギア・ペニン 2019 / 91点  スペイン
ビンテージ 2021
品種 チャッレロ、マカベオ、パレリャーダ

スペイン最大の発行部数を誇るスペインワインのガイドブック「ギア・ペニン2019」のテイスティング評価により、91点を獲得した15ヶ月熟成のスパークリングワイン。100点をつけない主義としてしられる同ガイドブックにおいて、90点以上は高評価とされています。

[農園コメント] マカベオ、チャッレロ、パレリャーダのペネデス王道のブレンドから造られた「クラッシック・ペネデス」のオールラウンド・プレーヤー。料理との相性も抜群で、最高で満ち足りたひとときを演出。完熟の白い果実の香りと相まったハーブと新鮮な花のアロマ。口当たりは爽やかなものの、15ヶ月熟成されたスパークリング・ワインの複雑さをも実感していただけるでしょう。


エフェクト・ブリュット・ロサート

受賞歴 ヴィヌン・ネタール2016 / シルバーリーフ賞  カタロニ
ビンテージ 2021
品種 ピノ・ノワール

透明感のあるサーモン色のボトルに蝶がデザインされたスパークリングワインは、自然派ワインのコンクール「ヴィノム・ネイチャー・アワード(Vinum Nature Awards)2016」にて銀賞受賞。オーガニックらしいクリーンな旨みとイチゴ、チェリー、イチジクを思わせるフルーティーなアロマにカタルーニャの恵みが凝縮されています。


リグナム・ブラン

受賞歴 ジェームス・サックリング 2019 / 92点
ビンテージ 2022
品種 シャルドネ、チャッレロ、ソーヴィニヨン・ブラン

アメリカの有名ワイン誌『ワイン・スペクテーター』の元副編集長で、世界的なワイン評論家であるジェームス・サックリング氏が立ち上げたワイン評価サイト「ジェームズ・サックリング」の2019年、100点満点中92点という高スコアを獲得。リンゴ、洋梨、搾りたてのレモンのフレッシュさを感じさせる力強い白ワイン。

[ジェームス・サックリング 寸評] “申し分のない爽やかさ。調理したりんご、ゆでた梨、搾りたてのレモン、そして白い果実が繰り広げる、すべてが凝集された白。あふれんばかりの肉厚の核果に満ちたしっかりした味わい。ほど良い酸味が、りんごの風味をおさえ、フレッシュに。さぁ、Drink or Hold.”


リグナム・ネグレ

受賞歴 ジェームス・サックリング 2018 / 92点
ビンテージ 2020
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、ガルナッチャ・ネグレ、メルロー

「ジェームズ・サックリング」2018年、92点獲得。フレンチオーク樽で12ヶ月熟成させたフルボディの赤ワイン。チョコレートとチェリーリキュールのような含みと生き生きとした果実味が調和した洗練された味わいが特徴的。

[ジェームス・サックリング 寸評] “ふわっと感じるチョコレートとチェリー・リコリスの魅力的な香り。新鮮で生き生きとした果実と風味の良いタンニンが織りなす、ほど良くドライな口当たり。そして、エネルギッシュで極めて洗練されたフィニッシュ。さぁ、Drink or Hold.”


エル・ファニオ

受賞歴 57回 タスタヴァン DOペネデス2023 / 金賞  カタロニア
ビンテージ 2022
品種 チャッレロ

「第57回 タスタヴァンDOペネデス2023年」の金賞受賞。クリーミーな質感に加え、新鮮な果実の酸味に加え、チャッレロ特有の深みある後味が特徴。樹齢80年という年月を経た樹から採れたブドウを、卵形タンクとアカシア樽で9カ月熟成させた珠玉の一本。

[農園コメント]DOペネデスで開催の第57回タスタヴァン・コンクールで、ファニオ(2019年ヴィンテージ)が、最高の熟成白ワインに選ばれました。この地域で最も美しいヴァインヤードのひとつである、エル・ファニオで栽培されるチャッレロは、卓越した造り手の真髄を表現しています。この地域ではもっとも歴史のあるDOペネデス・タスタヴァンでの由緒ある受賞は、優れた品質を際立たせ、ワイン界にあって、エレガンス、複雑性、そして類まれな個性と、その完成度の頂点に達し、その味わいはワイン愛好家の心を魅了するでしょう。


レ・ティンべ

受賞歴 ワイン・エンスージアスト 2022 / 90点  米国
ビンテージ 2019
品種 マルセラン、アリナルノア、カラドック

『ワイン・エンスージアスト(Wine Enthusiast)』とは
ワインとスピリッツの専門誌で、アメリカで影響力のあるワイン評価誌のひとつ。1988年に創刊され、約80万人の購読者を保有。アドヴォケイト、スペクテイターに次いで著名なワイン専門誌で、評価は100点方式。 

[農園コメント] マルセラン、アリナルノア、カラドックといった、ほとんど知られていないフランス品種のブレンドが特徴。カシス、スミレ、アニスの香りがチェリーとクランベリーの風味を引き立てます。このワインは、輝きがありインパクトのある口あたりですが、タンニンが、ミルク・チョコレートとペパーミントの香りを彷彿させるブラックオリーブ・ペーストの風味を後押しし、しなやかに変化します。ざくろの香りの繊細で優雅なフィニッシュ。

世界のワイン通を魅了する、高齢樹白ぶどう
“チャッレロ種”から生まれた珠玉のワインに注目


▶︎ CLIP

  • チャッレロ100%の白ワイン「エル・ファニオ」
  • セラーの奥に鎮座する卵型タンク

アルベ・イ・ノヤを代表する白ブドウ“チャッレロ種”。アルベ・イ・ノヤの畑にはなんと平均樹齢60年、最高92年にもなる高樹齢のチャレロが栽培されています。古木を使うことで収量は減りますが、その分ブドウ一粒一粒に旨みがギュッと凝縮され、品質は格段にアップします。チャッレロを使ったワインはカヴァが有名ですが、アルベ・イ・ノヤではスタンダードアイテムにも古木のチャッレロが使われ、古木ならではのふくよかな個性と華やかさのある贅沢な味わいが多くのワイン通たちを魅了してきました。
中でも、アルベ・イ・ノヤがペネデスの自社農園の最高区画「カン・ミラ・デ・ラ・ロカ」で収穫したチャッレロ100%の白ワイン「エル・ファニオ」は希少価値が高く、各国のワイン市場で注目の的。
チャッレロの芳醇な味わいは、「卵型タンク(アンフォラ)」による熟成でさらに開花します。卵型のワイン樽は、タンク内部に均等に重力がかかるためにバトナージュ※を行わなくても自然とタンクの中でワインが回転し、クリーミーでリッチな酒質を保つことができるため、理想のフォルムともいわれています。 「第57回タスタヴァンDOペネデス2023年」テイスティングコンペで最高の熟成白ワインに選ばれた「エル・ファニオ2021」は、樹齢80年という年月を経た樹から採れたブドウを、卵形タンクとアカシア樽で9カ月熟成させた珠玉の一本。 ※「Bâtonnage」(仏):樽の中で熟成中のワインをかき混ぜる作業のこと。攪拌することで酵母とワインの接触が促進され、酵母に含まれるアミノ酸などの旨味成分がワインに移る。

5. Sustainability:サステナビリティ〜未来につながるワイン造り〜

有機ブドウ栽培は、その先の未来へ
100%再生可能なクリーンエネルギーを活用して「社会課題」を解決


ワイナリーには136枚もの自家消費型ソーラーパネルを設置し、100%再生可能なクリーンエネルギーを活用している

アルベ・イ・ノヤの活動は、有機ブドウ栽培の成功や質の高いワインを造ることだけがゴールではありません。「次の世代に責任をもって伝えていくべきものとは何か」を常に熟考し、ワイン造りの未来に目を向けたサステナブルな取り組みを積極的に行ってきました。
まず、カーボン・ニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)達成に向け、自社ワイナリーで使用する電力を持続可能な太陽光発電と風力発電で賄うなど、100%再生可能なクリーンエネルギーを活用しています。ワイナリーには136枚もの自家消費型ソーラーパネルを設置。2018年には大規模風力タービンの企業とパートナーを組み、風力エレルギープロジェクトを立ち上げました。畑の移動はハイブリット車と電気自動車。太陽エネルギーをダイレクトに利用して稼働させ、充電器も各所に備え付けるという徹底ぶりです。

地球温暖化による干ばつに備えた「水」対策

とりわけ水の消費量削減には早くから着目し、1995年に州内初となる雨水収集のための貯水プラントをワイナリーの全ての建物に設置しました。今、スペインの干ばつ問題はとても深刻な状況にあり、効率的な水の利用は最重要課題です。アルベ・イ・ノヤのワイナリーでも過去3年、極度の干ばつによって大きな課題に直面しましたが、節水するだけでなく、ブドウの木と土壌を最適な方法で管理しながら日々注意深く観察することによって度重なる干ばつの危機を乗り越えて来ました。
現在も、ワイナリーの全棟に雨水回収装置を設置し、貴重な水資源を再利用する取り組みを継続的に行っています。ワイナリー内はもちろんのこと、貯水池の隣には森の動物たち(イノシシ、ウサギ、ノロジカ、鳥など)が生き残るための水飲み場を設け、環境保全と動物愛護の両面に取り組んでいます。


1995年、干ばつ対策としてカタルーニャ初となる雨水収集のための貯水プラントを設置

アルベ・イ・ノヤの3大クリーンエネルギー

太陽

136枚の自家消費型ソーラーパネルを設置し、農場で使用する42%以上を供給。農業倉庫は100%太陽エネルギーで賄っている。

風力

大規模風力タービン「Viure de I’air」の協力パートナーであり、100%クラウドファンディングによる風車の共同所有権を持つ南ヨーロッパ初の風力パイオニア。

モビリティ

ハイブリッド車と電気自動車を活用。電気自動車用の充電器も各所に備え、農園内の移動は太陽エネルギーをダイレクトに利用してCO2の排出を削減。

「2030アジェンダ」の実現に向け、
スケールを超えた幅広い活動

ペネデス有機ワイナリーのカーボン・ニュートラル達成を牽引してきたアルベ・イ・ノヤは、サステナブル・ビジネスの構築にも積極的に取り組んできました。国連の持続可能な開発のための「2030アジェンダ/SDGs」を受け、持続可能でより良い世界の実現のためにコミュニティを作り、地域連携を図りながら多角的にサステナビリティを推進しています。その一例として、自社が手がけるワイナリー内のテイスティングバーでは農家の規定外野菜や果物をメニューに取り入れたり、地元のレストランに働きかけたりしてフードロスの削減に寄与。使用すみのコルクをカタロニアコルク協会に送って運動場や建築材料にアップサイクルを行うといった活動も。また、環境保護をテーマとした映画・ドキュメンタリーフェスティバル「Sun Cine」のスポンサーにも名を連ね、ひと・経済・環境に向け、スケールを超えた幅広い活動を通してSDGs2030の一つひとつの社会課題に貢献しています。
「持続可能な社会の実現のために、私たちの取り組みはブドウ畑だけで終わらない」と、アルベ・イ・ノヤは提言します。環境に負荷をかけず、高品質ワインを生み出せるブドウ畑を後世につなぐために、自然環境やひとに配慮し、有機土壌の保持や資源のリサイクル、生態系の保護、従業員の雇用の維持に至るまで、世界中でSDGsが叫ばれる前から社会課題と向き合って数々のアクションを起こしてきました。有機ワインのパイオニアは、サステナビリティの先駆者でもあったのです。

アルベ・イ・ノヤの
サステナブルな取り組み

国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」についてワイナリーでは、人々、経済、環境にとってより良い世界に貢献するために、以下のような取り組みを実践しています。

農園内の「生物多様性」を守る

アルベ・イ・ノヤのワインや地産地消メニューが味わえる農園内の「ワインバー」では、メニューのすべてをデジタル化。木製パネルに印刷されたQRコードによるオーダーで時短&スタッフ業務の効率UPを目指します。

QRコード注文で業務の効率化対策

農園を棲家とするミツバチ、スズメバチ、テントウムシ、マルハナバチ、カブトムシ...。農園を訪れるゲストとともにつくった、大切な昆虫たちのための“ホテル”。
生物多様性を守る活動の一環です。

「地産地消」でSDGs活動

アルベ・イ・ノヤのレストランの大切なテーマのひとつが、地域で生産された食材を地域で消費する「地産地消」。環境負荷を抑え、地域活性化につながるペネデス生まれの美味しさを存分に味わってください。

100%太陽エレルギーによる電動モビリティ

ワイナリーの見学、ワインバーやショップへはハイブリット車と電気自動車でエコロジックにラクラク移動。100%太陽エネルギーを利用した充電器が農園内の各所に設置されています。

リサイクル糸デニムから生まれたスタッフ・ユニフォーム

農園スタッフのエプロンやワインバーのクッションは、リサイクル糸やユーズドデニムを使用するバルセロナの「インフィニット・デニム(Infinit Denim)」によるもの。働く女性を支援する循環型経済ブランドでもあります。

不揃い野菜・果物も「美味しい」ジャム&パテに変身

アルベ・イ・ノヤでは「規定外野菜」や果物を使ったジャムやパテを積極的にメニューに取り入れています。“もったいない”をなくして地球の食品ロス削減に貢献!

エシカルなワークウェア

全スタッフが着用するシャツは持続可能なユニフォームを作り続ける「サークーラー(Circoolar)」社に依頼。社会的弱者を積極的に雇用していることでも知られています。

「バイオディーゼル」でカーボンニュートラル!

農園で使用するバイオディーゼル燃料は、大気中のCO2を増加させないカーボンニュートラルな燃料として注目されています。脱酸素化への取り組みを強化しながら水質・自然環境保全にも寄与します。

オンライン売り上げの3%を寄付

「誰一人取り残さない」ことを理念に社会的弱者を積極的に雇用。さまざまなリスクを抱える人々の社会復帰をサポートしてきました。2023年より障害をもつひとなどにオンラインショップの売上の3%を寄付する活動がスタート。

ワイン・コルクに“第二の人生”を!

使用後のコルクのすべてはカタルーニャ・コルク協会に送られてリサイクル。再びワインのコルクとして、また運動場の舗装など建築材料として、アルベ・イ・ノヤのコルクたちの第二の人生がはじまります。

走りながら街をクリーンアップ

アルベ・イ・ノヤは今年も「ウルトラクリーンマラソン2024」をサポート。6人のスタッフが選手として参加し、ジョギングしながらゴミを拾う“PLOGGING”に挑戦しました。スポーツ×SDGsで自然保護に貢献!

ひとにも地球にも優しくワイン選びも未来基準へ

自分に合ったワインを探す際、ブドウの品種、産地、料理との相性など、セレクトする方法はそれぞれですが、産地の伝統や歴史、生産方法に加え、これからは生産者の知名度や経験値・哲学など、ワイナリーがもつバックグラウンドが消費者の選択を大きく左右する時代といわれています。ハッとするような第一印象や芳醇なアロマを裏付ける造り手のストーリーに目を向けたとき、「飲んでみたい!」とワクワク期待感が高まり、味わいはより豊かに、より満ち足りたものへと昇華されるに違いありません。それが、サステナブルな社会貢献型ワインであればなおのこと。
造り手の“顔”が見えることは、ワイン選びに関しても大切な基準のひとつといえるかもしれません。
食文化の多様性やTPOに合わせ、誰もが楽しみながらお気に入りの一杯を味わうひとときこそが造り手の冒険のゴール。ひとにも、地球にも優しいホリスティックヘルスなワインがかなえる心地よい幸せな時間を世界中のひとに届けるために。アルベット・イ・ノヤの挑戦はまだまだ続きます。

造り手の“顔”が見えることはワイン選びの大切な基準

オーガニックワインとは?

オーガニックワインとは、「オーガニック農業で栽培したブドウから造ったワイン」のこと。自然の生態系を壊さないよう、無農薬・有機肥料を使い、保全された自然環境で栽培されたブドウから造られたワインを指します。従来のブドウ栽培からオーガニックの認定機関の基準を満たす栽培方法に転換するに要する期間は3年と定められています。また、各国で国が認定した第三者団体によって厳格なガイドラインが定められ、さまざまな検査に合格したものだけが「オーガニック認定ワイン」として消費者の手元に届きます。

ヴィーガンワインとは?

ヴィーガンワインとは、醸造最終工程でワインの濁りを除去する使用する「清澄剤」に動物性のもの(ゼラチン、卵白など)を使っていないワインのこと。鉱物由来の清澄剤や豆類、ジャガイモなどから得られる植物性タンパク質を使用し、ヴィーガニストや食品アレルギーのある方にも愛飲されています。

オーガニック農業の原則

  • 植物に化学肥料を与えない。
  • 農薬や除草剤といった合成化学物質を用いない。
  • 遺伝子操作を行わない。

上記の条件を3年以上満たすことや隣接する非オーガニック農業の畑の影響を受けないようにすることなどが必要。市場に出回っているオーガニックワインのうち、EU圏内の国で造られたオーガニックワインには、ラベルに「認証マーク」が貼ってあります。

EUオーガニック認証とは?

2012年、EU委員会はEU域内で生産されるオーガニックワインの栽培と醸造に規定を定め、その規定を満たしたワインについては「オーガニックワイン」のラベル表示を認め、同時に認証マークの表示を義務づけています(2012年8月1日以降に醸造されたワインに適応)

信頼の証!
アルベ・イ・ノヤのワインが取得している
数々の認証マーク